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シャープのブルーレイレコーダーBD-NW510のハードディスク交換

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ソフトを使用したHDDのクローンの作成

やはりHDD-IDが一致していないと起動時のチェックで引っ掛かるということで、HDDのクローンを考えます。

デュプリケーターを持っていれば何も悩むことはないのですが、持っていないのでソフトによるクローン作成をやってみることにします。

詳細は省きますが、これは2つのソフトで試してみましたが失敗に終わりました。

そもそも、ソフトでのクローン作成の場合、ドライブとして登録しないとHDDとしてのアクセスも出来ないので、その時点でダメだなとは感じました。

有料ソフトを使うぐらいならデュプリケーターを買った方がいいと思って無料ソフトでやったので、もしかしたら有料ソフトでやったらうまくいったかもしれませんが。

デュプリケーターによるクローンの作成

単純なHDD交換はダメ、ソフトによるクローン作成はダメ、ということで次の2つの選択肢が残ります。

①HDDの基板上のEEPROMの交換
②デュプリケーターによるクローン作成

これはどっちにするか非常に悩みました。

EEPROMの交換に対して技術的な不安は仕事柄特にありません。
会社で作業をすれば難なく出来るでしょう。
しかし、デュプリケーターを使ったクローン作成の場合は成功事例が多く間違いなくうまくいくだろうことが想像できます。

EEPROMはイースケアピーロムと読みます。

文字にすると正しいのはイースクエアピーロムかもしれませんが笑
業界ではイースケアと呼ばれています。

いろいろと悩みましたが、万が一EEPROMを交換してもうまくいかなかった時のこと、デュプリケーターは今後もSATA-USB変換アダプタとしても使用できるだろうということも考えて結局デュプリケーターを購入することにしました。

デュプリケーターの購入

安価なデュプリケーターとしてメジャーなのは玄人志向とロジテックだと思いますが、玄人志向の方が安かったので玄人志向を購入しました。

なお、デュプリケーターを購入する時はエラースキップ搭載のモノを購入するようにしてください。
簡単に言うとエラーがあっても無視して次に進む、というようなモノです。

今回のようにエラーになったHDDは何かしら故障があるので全てが読み取れない可能性が高いです。
エラースキップが搭載されていないとクローン作成が途中で止まってしまうのではないかと思います。

デュプリケーターによるクローンの作成

デュプリケーターによるクローンの作成については取説にも、ネットにも詳しく書かれているので割愛します。

こんな感じで新旧2つのHDDを指してクローンの作成をします。

所要時間は容量によって違いますが、今回は500GBのHDDですがなんだかんだ2時間ちょっと掛かりました。

クローンHDDでのエージング

レコーダー本体にクローンHDDを装着して再度エージングを行います。

エージング終了後、今回はこんな画面になりました。

右下のFORMATとなっていたところが不一致に変わっています。
これは期待できますね。

ここからHDD-ID登録をONをクリックすると済に変わりました!

ここまで来たら成功したも同然です。

早速本体メニューからフォーマットを行います。

HHDの初期化

本体メニューでのフォーマット(初期化)を行います。

初期化は普通に行えて、終了するとレコーダーもばっちり起動できました!

但し、起動時に「辞書情報の読み込みに失敗しました。」という表示が一瞬出ることがあります。
おそらくクローン作成時に一部読み取れない情報があって、それが新しいHDDには書き込まれていないものだと思われます。

しかし、動作には影響がないようなので今回はあまり気にしないこととします。

HDD換装の成功

いろいろと紆余曲折ありましたが、シャープ製ブルーレイレコーダーのHDDの換装が完了しました。

やっている時は難易度が高いなと思いましたが、終わってみればそうでもないのかな、という印象です。

金を掛けずにやろうと思っていたので苦労しましたが、たぶんデュプリケーターを持っていれば結構すんなり行けたと思います。

とにもかくにもこれでVHSビデオのダビングが出来るようになりました😄

おまけ

故障していた古いHDDですが、何回かエージングを繰り返してみたら一応復活しました。

レコーダーが起動するところまでは復活して、一応使えるようにはなったのですが、CrystalDiskInfoでチェックしてみると当然のように状態がよくないので怖くて使えません。

そもそも起動できないレベルに故障していた訳ですからね笑



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