ラッチの交換では直らなかった玄関ドアの引っ掛かりを修理しました。
何ヶ月か前から玄関のドアが調子悪くて1発では開けにくくなっていました。
(何回かガチャガチャするとやっと開くような状態)
私はコツを掴んでるので1、2回で開けられますが、何も知らない人だといつまで経っても開けられないこともあります。
泥棒対策にはなるかもしれません😂
実際にエアコンの取り付けに来た業者が、1回外に出て戻ろうとした時に入れなくなってましたw
ドアはトステムのこんなドアです。
ちなみにこのドアで使用している錠ケースはLIXIL・トステム ラッチ箱錠 玄関ドア部品 [QDC18]で、3、4年前に交換しましたが交換したのはこれ↓です。
トステムの公式HPでも購入可能ですが、Amazon、楽天等の通販で買う方がかなり安いです。
症状はドアハンドルの引き方によってはラッチが引っかかるような状態ですね。
ちなみにLIXILの公式パーツショップにラッチの交換手順書もあります。
症状
- 外から開ける時はプッシュプルハンドルをガチャガチャしないと開かない。
- 外から開ける時にプッシュプルハンドルの持つ位置によっては全く開かない。
- 中からは問題なく開く。
原因の推測
動きとしては、ハンドルの引きが足りなくてラッチボルトのロックが解除されていないように見えます。
それを踏まえて原因を考えてみますが、
①錠ケースの故障
→交換してから3年ちょっとしか経っていないので考えずらい
②ゴミとか埃でラッチボルトの動きが悪くなっている
→ラッチボルトの動きを見てみると動きが渋いようには見えるが、ラッチのロックが外れないのが根本原因なのでこれは今回の問題とは別の話。
③どこかのネジ等が緩んでいる
→見た感じこれはなさそう
④取り付け精度が悪くてドアのハンドルの引きが足りない
→取り付け時に普通は多少遊びがあるが悪い方向に寄っている?
あと1mmハンドルが引ければみたいな状態になっている可能性
という感じでしょうか。
修理
取りあえず一旦分解してから組み直してハンドルがもう少し引ける状態にならないかやってみることにします。
まず、ドアハンドルのネジが目隠しされているのでカバーを外すのですがこれが結構固くて大変😅
この通り分解しました!
錠ケースの故障ならこれで錠ケースを入れ替えるだけなので簡単ですね。
注意点としては内側からのネジで外側のハンドルも一緒に止まっているので、気を付けないとネジを外した時に外側のハンドルが落ちてしまいますw
ということで一度バラして組み立て直したんですがまあダメでした😔
思ったよりも遊びがなくて組み立ての誤差とかはほぼなさそうです。
パウダースプレーもやってみましたがこれもいくら動きがよくなってもロックが外れないとねって状態で。
いろいろやってみたんですがイマイチで、結局ラッチのロックを解除する為のレバーの動きがダメなんだという結論に至りました。
レバーにテープでも巻いてとかいろいろ考えたんですが、すり減ったらどうなんだ?とかいろいろ考えてというか熟考して‥閃いたのが、入れ替えたらいいんじゃね?
これレバーが上下で同じ構造になってるんですが、実際に使われてるのは錠ケースがある片側だけなんですよね。
両方の動きを比べてみると、ずっと使われてる方はガタが大きいし、なんか違うなって感じました。
これなら使ってる方と使ってない方で入れ替えたらいいだろうと考えました。
動きを見てると長年使っている上側のレバーの動きはガタが大きくて、使われていない下側のレバーはガシッとしてる感じがします。
上手くいかなくても特に問題はないのでやってみました!
結果は…
自画自賛ですが大成功!
予想以上にうまくいきました😀
ヘタってる部品を新品に変えたのと同じ状態ですからね、当たり前と言えば当たり前なんですけど上手くいくと嬉しいです😅
一時はダメかなって思う状況でしたが、終わってみれば完璧に直りました。
玄関のラッチ交換をしても直らなかった人には是非試してみてもらいたいです。
結構うまくいったので満足度が高いです。
なかなかこんなにうまくいくことはありませんね。