以前にウォシュレットをINAXの温水洗浄便座(シャワートイレ)に変更した記事を書きましたが、今回はもう一つのトイレのウォシュレットを交換した話です。
ウォシュレットを交換する前に
ウォシュレットの交換は難しくありません。
道具さえあれば1時間もあればできるのではないでしょうか。
但し、取り付けは簡単なのですが、取り外しに関してはとんでもなく難しいことがあります。
基本的にウォシュレットを交換しなければいけないほど古くなった時は、他の部分もかなり老朽化しています。
ネジやナットが固着して回らないなどという状況は容易に考えられます。
事前に確認しておきたいこと
①止水栓を回して確実に水を止められるか
水が止められなければ始まりません。
確認は簡単に出来ますのでウォシュレット等を買う前に事前に確認しておきましょう。
買った後で止水栓が回らないという事態になったら結局業者を呼ぶことになってしまいますからね。
止水栓が回らない!という方は一応こちらをお試しください。
もしかしたらうまくいくかもしれません。
②給水管が外れるか
止水栓を止めたらナットが回るか回らないかも確認しておきましょう。
少し緩めて確認したら止水栓を開ける前に忘れずにナットも締めておきましょう。
③便座プレートが外せるか
外す必要はありませんが、ネジが回るか回らないかは出来れば確認しておきましょう。
もし回らない、もしくは裏のゴムブッシュも一緒に回ってしまうという場合は壊して外すか、業者に頼むかを新しい便座を購入する前に考えておいた方がいいと思います。
新しい温水洗浄便座
前回は1階のトイレだったんですが、今回は2階のトイレです。
元々1階も2階も同じウォシュレットだったんですが、1階は緑、2階はピンクと色違いになっていました。
今まで使用していたのはTOTOのTCF661Rという機種です。
今まで使っていたものはかれこれ20年になりますが、一度汚れやゴミでノズルの動きが悪くなったことはあるんですが、その時に分解洗浄したおかげで普通に使えてはいました。
しかし、便座に少しヒビが入っていること、2階よりも使用頻度の少ない1階の同機種のウォシュレットは水漏れが酷くて既に交換したこと、円安やPanasonicも全製品の値上げを発表するなど今後はいろいろと値上がりしそうなこと等々の理由で今の内に交換することにしました。
さて、1階の緑のウォシュレットを交換した時はどこのメーカーを探しても緑の温水洗浄便座が存在していなくて妥協してオフホワイトにしましたが、ピンクに関しては少ないながらも何機種かは存在していたので一応ピンクを選びました。
しかし、こういう交換作業をする度に思うのですが、色でも構造でもおしゃれなものよりもスタンダードなモノの方が代替品を見付けやすくていいですね。
さて、今回買ったのはこれです。
パナソニック の温水洗浄便座ビューティ・トワレのパステルピンク DL-ENX20-Pです。
ウォシュレットの取り外し
まずは止水栓を閉めて給水管を取り外します。
1階のトイレはこの給水管も付属のフレキシブルパイプに交換しましたが、今回はこの給水パイプはそのまま使うことにします。
フレキシブルパイプにしたら給水時になんかうるさいんですよね。
それで今回はあえて交換は止めて、水漏れでもしたらその時に考えることにしました。
給水管の取り外しはナットもそれほど苦労せず回ったのでよかったのですが、便座の着脱プレートの取り外しにはかなり苦労しました😫
いやー、前回もそこそこ大変だった記憶がありますが今回は絶望感すら感じました笑
2個のネジの内の1本は普通に外れたのですが、もう1本が裏のゴムブッシュも一緒に回ってしまってどうにもなりません。
仕方ないので裏からゴムブッシュが回らないように抑えて回すんですが、裏を抑えながらなのでネジの方にあまり体重が掛けられないこともあって舐め気味でちょっとヤバいなって状況になってきました。
当然556などもやってみましたがうーん…
いろいろ考えて、ゴムブッシュが間にありかなり圧縮されていて圧が掛かって外れにくいのかもと考えて、ちょっとその状況を変えようと試みました。
幸い1本は外れているのでプレートをもっとグリグリ動かしていたら、なんか結構ネジが浮いてきます。
ん?と思ってちょっとやけくそで上に引っ張ってみたら思いの外簡単にスポっと抜けました笑
最後はあっけなかったですが本当によかったです。
↓こんな感じです。
新しい便座の取り付け
ぶっちゃけ便座の交換は外す方が大変で、付けるのは取説通りにやればよいので簡単です。
外す方はネジやナットが回らないなんてことが結構ありますから。
給水管はフレキシブルホースだけを付属の新しいモノに交換してこんな感じになりました。
フレキシブルパイプを使わなかったので音もうるさくなったりせずよかったです。
古いので見た目はあれですけど。
最終的にはこんな感じです。
やはり便器と同じ色だと統一感があっていいですね😄
使ってみての感想
このPanasonicのDL-ENX20-Pですが、使用した時の感想は価格.comのレビューによく書かれていたこととほぼほぼ同じでした。
脱臭の音がうるさい
確かに他のメーカーと比べると少しうるさい気はします。
但し、うるさければ停止してしまえばいいし、我が家の場合はトイレの換気扇の音もそんなに静かでないのでそこまではきになりません。
便座ががたつく
着座センサーが赤外線ではなくメカニカルなスイッチなのでその分少しカタカタします。
まあこの点に関しては諦めていますが、それ以外も全体的にがたつきます。
便座を上に上げて掃除等をしますが、その時に結構カタカタするので拭きにくいです。
水圧が弱い
洗浄の強さが強・中・弱と3段階ありますが、これはレビューで書かれているように事実上ほぼ強一択です。
中は少し弱めな位なので使えるかもしれませんが、弱は使う場面がないかなあと思います。
その他
便座は少し小さめというか大きさは小さくないですが、便座部分の幅が細めな感じですね。
寸法を確認していませんが、幅のサイズ感としては自分の体感的には INAX>TOTO>Panasonic です。
正直TOTOがちょうどいいサイズな気がします。
あと、普通に一番落ち着く場所に座るとシャワーの当たる位置が若干前目な気がします。
気持ち前目に座らないと一番いい位置にならないですね。
これが地味に一番マイナスポイントかもしれません。
機能的には前回買ったLIXILのCW-RG2/BN8よりもこのDL-ENX20-Pの方が上ですが、基本性能がCW-RG2/BN8の方が高い気がします。
もし、今この価格帯で選ぶならおそらく色も我慢してLIXILの方を買うと思います。
サポートではいろいろありましたけど笑