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出来る限り費用を抑えて目指す第二種電気工事士試験合格への道!技能試験編

第二種電気工事士試験ですが、無事に筆記試験に合格していたので技能試験を受けてきました。
正式には技能試験ですが、つい実技試験と言ってしまいますね笑

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技能試験の準備

工具

電気工事士試験では7つの工具が最低限必要とされて受験案内に書かれています。

ペンチ、プラスドライバー、マイナスドライバー、電工ナイフ、リングスリーブ用圧着工具、ウォーターポンププライヤー、スケール
この中で、プラスドライバー、マイナスドライバー、ウォーターポンププライヤーは手持ちのモノを使用することにして、それ以外のモノを購入することにしました。
メジャーは一応持っているのですが、昔から使っているロック機構がないモノだったのでこの機会に試験で使いやすいモノを用意することにしました。

また、多くの人があった方がよいと言うVVFストリッパーを買いました。

この他、工具を入れるケースを買っています。

  • 工具を入れるケース/ダイソー:110円
    ※普通の収納ケースです

これで合計6,407円です。

個人的にはカッターナイフで十分なので電工ナイフは要らないのですが、技能試験の時にカッターナイフが使用禁止ということらしいので一応用意しました。
(結果的には不要だと思いました)

HOZANなんかの工具セットを買うと12,000円位するのでまあまあ抑えられているかな?と思います。
多くの人が購入するHOZANの方が使いやすい可能性はありますけど笑

テキスト

ネットで十分と思ったのと、習うより慣れろだと思ったので実技のテキストは何も買いませんでした。

練習セット等

当初はメルカリ等で中古を買うことを考えていました。

筆記試験が終わった後にいろいろ調べてみたんですが、結局安くても何かが足りないことが多くて手間が掛かるなと思いちょっと考え直しました。
多くの場合は線材(ケーブル)がなくて買い足すことが必要で、なんだかんだ思ったほど安くはならないなという印象でした。

そんな時にレンタルの練習セットがあるということを知り、これならおそらくメルカリ等で買うのとそんなに変わらないし、何も考えなくていいし、終わったら送り返すだけでいいので簡単だなと思いレンタルでやってみることにしました。

唯一のデメリットは不合格だった場合にまた再利用が出来ないことですね。

1回練習分(9,500円)、2回練習分(15,000円)、3回練習分(20,000円)のレンタルが用意されています。
私は絶対に2回はやらないだろうと思ったので1回分をレンタルしました。

個人的には2回分以上をレンタルするならセットを購入した方がいいんじゃないかと思います。
足りなかった線材を購入するだけでいいですからね。

レンタルの詳細はこちらをご覧ください。

技能試験に向けてどんな勉強、練習をしたかについては後日詳細をまとめたいと思います。

ここまでにかかった費用

この記事にあるように筆記試験が終わるまでにかかった費用は次の通りです。

筆記試験に掛かった費用

受験手数料:9,300円
中古の問題集:277円


合計:9,577円

技能の方でかかった費用は次の通りです。

技能試験に掛かった費用

工具類:6,407円
練習用レンタルセット:9,500円


合計:15,907円

ということで合計は、

第二種電気工事士試験に合格するまでに掛かった費用の合計


合計:25,484円

第二種電気工事士試験を受けようと考えた時から25,000円位で済ませられないかなと思っていたのでほぼ予定通りの金額で済みました。

今見返すと25,600円と書いてあるのでほぼ完璧な予想でしたね。

この他に技能試験の時に交通費が少々掛かったのと、後日免状の申請に5,300円必要です。

技能試験当日

試験前

10時50分までに入室しなければいけないので、1時間位前に駅に着いて10時10分位に会場に着けばいいかなという計算で出発しました。
トイレを終えて10時半位に着席できればという感じですね。

結局10時20分位に席に着きました。
五反田TOCビルでしたが、大きな部屋を4つに区切ってそれぞれを1つの部屋のように管理していたので、自分の席を探すのが何だか分かり辛かったです。

特にやることもなかったので少し周りを観察していましたが、時間の過ごし方は当たり前ですが人それぞれですね。
隣の人は机に工具を並べてましたし、前の人は試験開始後にすぐに使えるようにマスキングテープを切って机の端にたくさん並べて貼ってました。

専門学校か工業高校か分かりませんが、全体的に若い人が多いような気はしました。
男性は私を含めて年配の人も多かったですが、女性は若い人ばかりでした。

ちなみに、私は長机の右側だったのですが、左の若い男の子が真ん中に工具を並べだしたので、こちらの陣地を取られそうな気がして真ん中辺にウォーターポンププライヤーを置いておきました笑

狭いと言われている作業スペースが気になる人も多いと思いますが、私が受けた会場では、机は1800x450mmの長机を2人で使用するようになっていました。
また、机の上に500x360mmの厚紙が置いてありました。
やはりHOZANの工具セットの人が多くて、そのケースを机の上に置いている人が多い印象でしたが、ケースから出して並べる人もいたりまちまちでした。
腰袋の人もちらほらいましたね。
1人、割と入室時間ギリギリ近くに、腰袋を提げて手ぶらで入室してきた職人風の方がいたんですが、なんかカッコよく見えました笑
私は工具を下記のような100均のケースに入れて机の上に置いておきました。
右利きの私は右側に工具を置きたいので、長机の場合は出来れば左側がよかったのですが、残念ながら右側でした。
工具を右に置くと落とす心配があったので右に置くか左に置くかは始まるまで悩みましたが、結局練習の時と同じ右側に置きました。
代わりに気持ち左(真ん中より)に座りました。
材料確認

下記のような流れで試験が進められます。

注意事項の説明が終わると問題用紙が配られます。

表紙に材料のリストがあるので何番の問題か分かる人も多いかもしれません。
分からなくても、問題用紙を捲るのはご法度ですが、薄っすらと単線図が透けて見えるのでそれでも分かります。

薄っすら見える単線図を見ながらなんか2、3日前にやったような気がするなあと考えながら、面倒そうなNo.7とかじゃなくてよかったと安堵しました。

ウォーターポンププライヤーは必要ないことが分かったのでこの段階で床に置いたバッグの中にしまいました。
一応、手袋や絆創膏なんかも用意してありましたが、どれもバッグのチャックを開けておいてすぐに取れる位置に配置しておきました。

次に材料が入った箱が配られます。

材料確認の開始の合図があったら材料箱を開けて、材料のリスト通りの物が入っているか確認をします。

ちなみにメジャーを使ったのはこの時だけでした。

ケーブルの確認をしつつケーブルを伸ばしておくと作業がしやすくなると言う人もいますが、ケーブルを伸ばすと狭い机の上で結構邪魔です笑
私は邪魔にならない程度に気持ち伸ばすだけにしました。

空き箱は皆さんどうしていいか迷ってる様子でしたが、私は早々に床の上に置きました。

試験開始

問題用紙の表紙を捲って、これは候補問題のNo.2だったかな?と何となく分かりました。
今回の東京はNo.2、No.4が出そうだなと思って前日におさらいしていたので、ある意味山が当たったと言えるかもしれません。

試験開始するとすぐにガッチャンの音が響いて焦るというような書き込みをよく見ましたが、実際はそんなことはなかったです。
ほとんどの人が複線図を書いていた印象です。

私は人よりも時間が掛かってもいいから複線図をちゃんと書こうと思っていたので、予定通りに複線図を進めました。

机の上に敷いてある厚紙に書いてもいいという話だったので、問題用紙に書くか試験前からずっと悩んでいましたが取りあえず問題用紙の余白に書きました。
ただ、事前に厚紙に書いてもいいという情報があればそっちに書いていたと思います。
複線図を下に敷いて作業をするような形になりますからね。

ちなみにこれが私の複線図です。
ここまでカラフルなのはそうそういないかもしれません笑
これにもちゃんと理由はあるので、これについては後日詳細を書きたいと思います。

私は複線図を作業マニュアルだと考えています。
しっかりとした複線図を書いて、それに従って黙々と作業をするといったやり方です。

複線図を書いた後は図面通りに仕上げるだけですが、まあ緊張しました😅
何か致命的、修正の効かない間違いをしたらそこで終了と思うと正直手が震えました。

手の震えを感じるほど緊張はしていたものの作業は順調に進みました。
唯一焦ったのは、両端の外装の被覆を長く剥き過ぎたのか、かなり短くなってしまったケーブルがあるのが分かった時です。
しかし、これも長さを確認して、誤差50%以内に収まってるから大丈夫と冷静に判断することが出来ました。
いや、正直言うと合格と分かるまで一番の不安でした笑

あとはランプレセプタクルで接地側を右にするか左にするかも悩んでしまいました。
結線そのものはWマークの方に白線を接続すればいいのですが、180°回すことが出来るのでどっちにすればいいのか試験が終わってからもずっと気にはなってました。

なんだかんだありましたが、途中でかなり時間に余裕があることが分かったので、ゴミなどを片付けながら作業を進めて、なんだかんだ25分で完成しました。

あとは10分程度確認作業をして、最後の5分で工具等を片付けたという感じです。

試験終了

試験の合図があって何となく周りを見渡したら、5、6人の作品が目に入ったのですが、その内2人があとちょっとどころか明らかに未完成でちょっと驚きました。

逆にあまりにも美しい芸術作品のような人もいてそれはそれで驚き関心しました。

周りの人と比べて配線の色等は合ってそうだったのでそこはまあ安心しました。
ランプレセプタクルの向きは気になったので退出する時も含めてかなり確認しましたが、私と同じ向きは1~2割程度しかいなくて不安が増しました笑

あと、作品に付ける名札ですが、受験番号と名前を記入するのですが、机に貼ってあった名前がカタカナだったのでカタカナがいいだろうと思ってカタカナで書いたのですが、周りを見た時に見えた人は皆漢字だったので不安になって結局両方書いてしまいました笑
試験前の記入する時間の時に説明があったようですが聞き逃してしまったのと、確か札には”セイ”、”メイ”となっていたからです。
結局受験番号と一緒に記入するのでどちらでもいいみたいですね。

自分の作品については、自覚する間違いはなかったのでランプレセプタクルの向きがどちらでもよければ特に問題はないなという認識でしたので、多分大丈夫という手ごたえはありました。

退出は筆記試験と同じように列ごとに退出するという方式ですが、一人ずつ作品に名札が付いているか等を確認されるので、最後の方の人はかなり待たされます。
私も結構待たされました。

退出したら後は祈るだけです。

追記

祈りが通じて一発合格することが出来ました!



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