ストラトキャスターのフレットすり合わせを自分でやってみた

先日の記事でストラトのピックアップ交換をしましたが、次はフレットのすり合わせをやってみたいと思います。

ピックアップ交換はこちら

ストラトのピックアップ交換と1ボリューム1トーンへの改造【回路図付】
ストラトキャスターを改造しました。改造ポ...続きを読む

コイルタップのスイッチが邪魔そうなのをどうするか決めてないのでまだネックは外したままです。
その内にとは思ってましたが都合がいいのでこのタイミングで決行です。

このストラトのネックは今年の初めに新品を買って交換したばかりだったのでフレットの減りなんかほとんどないんですが、取り付けた直後から順反りさせても、逆反りさせても3、4弦の10~12フレット辺りが音詰まりしちゃうんですよね。
弦高を高めにしないと2弦なんかもちょっとチョーキングしたらすぐ詰まっちゃうし。
そもそも指板Rが380mmという話でしたが、ゲージがないので計測してませんがたぶんウソだと思う。
見た感じはレスポールよりもかなりRがキツイです。

価格的には買った時で¥7,000位で、今だと¥10,000弱になってるようです。
まあ安物なんですが音詰まりを別にしてもまあいろいろと雑な作りでしたね。
フレットのエッジ処理なんかもかなり甘くて、角が当たって痛くてポジション移動出来ないレベルだったので全部やり直しました。

私の処理もかなり雑ですが(笑)

いろいろと自分で追加工をしたおかげで、現状は弦高を少し高めにセッティングすれば全然問題ないレベルになっているんですが、低い弦高への憧れもあっていろいろ試行錯誤しています。

ナット溝は浅かったので少し深く削りました。
まだ浅めですけどやり過ぎると後戻りできないので取りあえず(笑)

ナット溝の記事はこちらです。

ストラトの弦高が下がらないのでナット溝を自分で削ってみた
長年放置していたストラトが案の定トラスロ...続きを読む

弦高は気持ち下がりましたけど根本解決はしてないですからね。
ということでのフレットのすり合わせへの挑戦です。

一度軽くやった経験はありますが、ぶっちゃけそれほど知識はないので、各工程の前にいろんなサイトで情報収集をして実行ですけど、どこを見ても同じことが書かれている訳ではないので情報の取捨選択は大切と思います。
なんだかんだ都合のいい記事を選びがちですがw

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事前準備

幸いなことにネックは外れたまま。
まあ外れてなければ外さないでそのままやっちゃったと思いますがw

ネックが沿ったまますり合わせしてもダメなのでまずはトラスロッドを回して反りのない状態にしておきます。

マスキング

次はフレットを保護する為にマスキングテープを貼っていきますが、そのまま貼ると粘着力が強過ぎるので、少し指板をオイルで拭いてから貼ることにします。余計なお金は掛けないのがモットーなのでオイルはオリーブオイルです。
マスキングテープを剥がした後って指板の油とか全部持っていかれてる感じしませんか?
ローズウッドの指板が白っぽくなるし。

オリーブオイルは揮発しないからダメという人もいますが、どうせ高いネックじゃないし気にしません。
そもそも何でも賛否両論あることが多くて、よく勧められるレモンオイルも、含まれている酸がよくないと仰る専門家もいるようです。

すり合わせってフレットの上を削るので、指板が削られる訳じゃないしマスキングなんて不要では?と思ってましたが、フレットを削った粉が指板に入り込まないようにするのが主目的のようですね。
言われてみれば納得です。

ここで使用した道具
オリーブオイル:家にあったやつ
マスキングテープ:約100円

すり合わせ

さて、それではやっていきましょう。

まずはフレットを赤マジックで塗ります。
どこが削れたか分かりやすいようにですね。
だいたい全部の赤が削れたら削りは終了した状態です。

削りに使う木材は別の用途で持っていた手持ち板をのこぎりで適当な大きさに切ったものです。
これに紙やすりを貼り付けて削ります。

紙やすりも家にあったのを使用したので今回は400/800/1200番を使用しました。
当然ですが粗い400番から使っていきます。

赤マジックが消えたらだいたい削りは終了です。

ここで使用した道具
木材:家にあったやつ
紙やすり:家にあったやつ(ほとんど100均で買ったもの)

フレットの角を丸くする

フレットを頂点を削ると角が出来ますのでそれを削ります。
今回はこの作業で使用するフレットファイルだけ新たに購入しました。

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安いからこれを買ったんですけど少し目が粗いような気がします。
削り過ぎないように軽めにしました。
安いフレットファイルを使うよりかは時間があれば1本ずつ丁寧にヤスリ削った方がいいような気がしました。

ただ、一緒に入っていたフレット磨きプレートはめっちゃ便利です!
今回はこれだけでも買った甲斐があるというもんです😃

ここで使用した部材
フレットファイル:新たに購入(890円)



フレットをコンパウンドで磨く

最後にフレットを、これも家にあったコンパウンドで磨きます。
昔はボウリングを実業団レベルでやっていたのでマイボールを磨く為に持っていました。
よく考えたら耐水ペーパーなんかもほとんどがそうかw

ざっと雑に磨いて出来上がりです!w
気が済んだら終了とかそういう適当な感じです😂

ネックを元に戻して弦を張ってこれで出来上がり🎸

この時の写真と比べてもらったら分かりますが、リアピックアップのコイルタップの為のトグルスイッチは結局邪魔なので場所を変えました。
スイッチを移動したせいでフロントのボリュームの穴が残ってしまったので取りあえず黒い丸シールで塞ぎました。
その内にホームセンターにでも行く機会があったら穴埋めカバーでも買って埋めようと思います。

今回の作業に掛かった費用は新たに購入した金額で約1,100円ですが、まあ手持ちのモノも結構使いましたからね。
ただ、仮に全てを新たに購入したとしても2,000円位だと思います。

ざっくりした値段ですけど、

マスキングテープ :100円
紙ヤスリ :200円
コンパウンド :500円
木片(廃材) :200円
フレットファイル :900円
————————–
合計 :1,900円

あとは必要なら長尺定規とか(精密)ヤスリとかでしょうか。

また、工程の所要時間ですが今回は途中写真を撮りながらでも2時間位でした。
丁寧にやればいくらでも時間は掛けられますが、それでも、フレット1本1本丁寧に仕上げても4時間位あればできるんじゃないでしょうか。

すり合わせの結果弦高は?

さて、今回の本当の目的であった弦高の話ですが、結果的には大成功でした😆
元々かなり高めで、12Fで2.5~3.0mm程度あった弦高ですが、現在は1.6~2.0mm位だと思います。
なかなか弾きやすいギターになって結構満足度が高いです。

ただ、1弦なんかは既にサドルがべた付けになっていてこれ以上下げるにはシムを挟んでネックを少し上げる必要があります。
実は、既に薄いのは挟んであるんですが全然足りなかったようです。

今のところ生音でもビビりはなく、チョーキング時の音詰まりもなくもう少し弦高を下げる余力がありそうです。
追々シムを変えるなりしてもう少し弦高については突き詰めていきたいなと思ってます。

 

次はこういうのをやってみたいですね。

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