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ネットは嘘ばかり?第二種電気工事士試験に効率よく合格する方法を考える

いい年して受験した第二種電気工事士試験ですが、運よく一発で合格することが出来ました。

試験勉強を進めるに当たってyoutubeやブログ等をいろいろ見ましたが、ん?と思うようなことも多々ありました。

私が一番タイパもコスパもいいなと思うやり方を勧めている人は本当に少ないと思いましたし、無駄なことを恰も正解のように押し付けるページも少なくない気がしました。

受験者一人一人の知識も技術も違いますし、時間や予算など環境も違いますので、あくまで私にとってという話になりますが、第二種電気工事士の試験に合格するまでに最も効率のよいと思うやり方を考えてみたいと思います。

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筆記試験対策

テキスト類

基本的に、いわゆるテキストは要らないと思います。

全くの0からで、多少お金が掛かっても構わないという人はテキストをざっと見ることから始めると取っ付きやすいかもしれませんね。
その場合は、ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 学科試験すい~っと合格をお勧めします。

筆記試験対策としては過去問をひたすら解いて、分からない問題は解説を見たり、調べたりして覚えるというのが一番いい方法で十分だと思います。

但し、過去問はネット上にいくらでもありますが、解説についてはここを見れば大丈夫というよなサイトはなく、そういうことを考えるとできれば問題集は買った方がいいかもしれません。

その場合は、問題集の問題をやって、解説を見てということを繰り返して、時々確認の為に過去問を通しでやってみるといいんじゃないでしょうか。

結局私はネットオンリーで勉強しましたが、試験会場で時間があったら問題集でも見ようと思って前日に見た時にその分かりやすさにびっくりして、初めから見ておけばよかったなと少し後悔しました。

ちなみに、問題集は下記のモノがよかったです。
私が見たのは5年以上前の中古ですが。
問題自体は昔からほとんど変わっておらず、数字が違うだけみたいのが多いので、中古の古いのでも問題ないと思います。

作戦

筆記試験については60%取れれば合格できます。
それを踏まえると時間の掛かりそうな分野のプライオリティは下げて、効率よく取れそうな分野を優先的に勉強するのがいいと思います。

マージンを見て必要最小限を70%とすると、30%の分野は捨ててもよいことになります。

その為にどうすればよいか?

まず、確実に半分正解できる問題を作ります。
そうすれば残り10/50問正解できればで合格できます。

何回か過去問を解いて自分が出来そうな分野を見付けましょう。
例えば、器具の名称、絶縁抵抗、接地抵抗など。
この辺は難しい計算もなくちゃんと勉強すれば確実に出来るようになるはずです。

あとは、私は事情があって捨てることになってしまいましたが、最終的に技能試験で必要になる複線図(配線図)の問題を勉強するのもいいかもしれません。

絶対に無駄にならないという意味でも効率的です。

技能試験対策

テキスト類

ネットを見れる人ならこれも必要ありません。

必要な情報はyoutubeやブログにいくらでも転がっているので、自分に合いそうなやり方のサイトを見付けてそれで勉強しましょう。

技能練習用の材料

初めてで右も左も分からない人にはレンタルセットをお勧めします。

実はレンタルという結論に至るまでには結構悩みました。

筆記試験の辺りまではメルカリなんかで中古を買えばいいかなどと考えていましたが、筆記試験が合格してそうだとなって現実的に考えないといけなくなってよく調べてみると、メルカリ、ヤフオクなどで売ってるモノは、誰かの練習の残った材料ばかりで、結局何かが足りないというのばかりだなと気付きました。

終わってしまった今ならそれなりに揃っているものを買って、あとは足りないケーブル(線材)を買えばいいのかなと考えますが、当時はなにぶん初めてで何が最低限必要なのかもよく分かりませんでした。

結局、私の場合は悩んでいる間にたまたまレンタルセットがお勧めだよ!というブログを見て、調べた結果自分にはこれがベストだなという結論に至り、レンタルセットで練習をすることにしました。

レンタル練習材料セットは1回~3回練習分までのセットがありますが、さすがにこれは1回練習分で十分だと思います。
複数回練習したい人でもケーブルだけを買えばいいので、レンタル以上に練習をやりたい人は線材を購入すればいいのではないでしょうか。
※必要に応じて買い足す方が効率的
購入する場合でもまずは1回分だけ購入して、足りないものだけ購入するようにしましょう。
おそらく1周すればいろんなことが分かってくるので、必要なモノ、不要なモノの選別が出来るようになると思います。
レンタルに対して購入した場合の最大のメリットは、不合格だった時にまた各部品は使用可能ということがあります。
私はレンタルでしたので、不合格だった場合はケーブルと練習したい部品だけ買って基礎練習だけやって、あとはイメトレと複線図だけやる予定でした。
練習方法
個人的に1周以上の練習は必要ないと考えています。
もっと言えば、人によっては1周すら無駄じゃないかとも思います。
どういうことかというと、技能試験の候補問題は全部で13問ある訳ですが、複数の問題で同じ作業をするということが結構あります。
例えば、連用取付枠へのスイッチ、コンセント等の取り付けは複数の問題で出てきますが、1、2回やってみて問題なく出来るようであれば何度も繰り返すのは練習の優先順位的に時間の無駄だと思います。
これは他のパーツ、作業についても同じことが言えます。
各パーツの扱い方さえ覚えてしまえば、問題が違っても結局は基本的な作業の組み合わせの違いでしかなく、あとは被覆を剥く、リングスリーブを圧着する、ランプレセプタクルの輪っか作り等の基礎練習をすれば十分です。
基本的には、複線図が書けて基本的な作業が全て問題なく出来れば、どの問題にも対応することができます。
但し、時短も考える必要があるので、いくつかの問題は通しでやってみて自分のやりやすい作業のやり方、順番等を見付けることは大切だと思います。
技能試験そのものに慣れるという意味もあります。

必要な工具

大きく分けて3つのパターンがあります。

①何も考えずにセットを購入
②指定工具で持っていないものだけを購入
③試験に必要なモノだけを購入
試験対策という意味では
①>②>③
金銭的なことで考えれば
①<②<③
というようになると思います。
私自身は②で準備しましたが、今は③をお勧めしたいと思っています。
技能試験の練習、本番を経験してみて、指定工具を全部揃える必要がないことと、指定工具にない工具の方が使い易かったり、安上がりだったりするからです。
工具のことについては近い内により詳しく書いてみたいと思います。



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