技能試験当時の様子については別の記事にまとめました。
技能試験に向けてどんな勉強をしたかについては詳細を省きましたのでここに詳細を書いてみたいと思います。
技能試験の練習の準備
今回用意した工具や材料については、出来る限り費用を抑えて目指す第二種電気工事士試験合格への道!技能試験編にまとめてありますのでそちらをご覧ください。
工具についてはある程度持っている工具もあったので最低限必要と思われる工具だけを新たに購入しました。
練習用の材料についてはいろいろ調べましたが、その結果としては、
・メルカリ等で中古を買うと電線などの消耗品を別途購入必要がある
ということが分かりずっと悩みましたが、練習用セットのレンタルがあると知り、詳細を調べるとこれが自分にとっては最適解と思えましたのでレンタルセットでやることにしました。
費用対効果のバランスがいいと思います。
このレンタル練習材料セットは、万が一材料を壊しても弁償等は要らないそうです。
安い、他に用意するものが要らない、片付けが用意された伝票を貼って送り返すだけでいい
使いまわしが出来ないので落ちたら再度用意する必要がある
初めての技能試験の練習
テキストを何も持っていなかったのでネットで調べる訳ですが、おススメの勉強法で多いのが公開されている候補問題を1周しましょう、2周しましょうというのがほとんどでした。
何も予備知識なしで始めるので取りあえず1つやってみることにしました。
とはいえ複線図も全く書けない状態でしたので、実技を始める前に複線図をいくつか練習しました。
2日位でだいたい分かるようにはなったので、元々、筆記試験の時に、試験前の3日で勉強するはずだったのが出来てれば筆記試験も楽だったろうなあとつくづく思いました。
複線図に目途が立ったところで実技をやってみる訳ですが、一番最初は候補問題No.2をやった気がします。
初めてやってみた感想はこんな感じです。
・狭いスペースで作業すると、時間も掛かるしミスも多くなる
・一番時間が掛かるのは考える時間
また、若い頃に車載機器の開発をしていたこともあり、当時は車の電気関係をいじるのが好きだったので、この時の経験もかなり生きています。
多少モノは違いますが、作業そのものは電気工事士の作業と同じようなものです。
※この時は本番よりも狭いスペースでやっていました
外装を何mm剥けばいいのか?絶縁被覆を何mm剥けばいいのか?
これが、何mmだっけ?となるので1番掛かる時間だなと感じました。
技能試験の練習をやってみた
前回出題された問題はほとんど出ないので後回しにするといった感じです。
実際はその日の気分で選んだりもしましたが。
はぎ取り寸法なんかをまだ覚えきれていなく、考えたり調べたりする時間が掛かっている為です。
ケーブル外装被覆のはぎ取り寸法については下記のページがとても参考になりました。
たぶん、1番シンプルで覚えるのが簡単です。
技能試験の練習の仕上げ
黒ペンでWやBなど色を書き込んだり、4色ボールペンを使ったりいろいろ試しましたが、最終的には鉛筆で書いてサインペンで上塗りする方法に落ち着きました。
また、線の長さなどは問題の方に書くようにしました。
個人的にはメリットの方が勝ると思っています。
(クリックすると拡大します)
結局、1周も出来ていないので1周分のレンタルセットでしたが、ケーブルが結構余ってしまいました。
材料分はやりたいと思っていましたが、やる気と時間がなかったです😅
材料も余ってたので本番の3日前、2日前に自分なりに出題予想をして、通しで1問ずつやってみました。
(確か2と6)
たぶん、どちらも30~40分程度掛かりました。
しかも間違いがあったり😅
まあ、本番より狭いスペースでやっていたし、本番だと集中力も増すから大丈夫だろうという根拠のない自信で練習は終了しました。
トータルの練習時間
1候補問題につき1時間と考えると練習が10時間程度、あとは基礎練習の他、はぎ取り寸法を調べたり、複線図の書き方を調べたり、全部合わせて20時間行くかなあ?という程度でしょうか。
ざっくり1日1時間を3週間という感じですが、酒を飲みながらやっていたし、そんなにやってないかもしれません。
ある程度基本的な作業の素養があれば、それ位の練習(勉強)で試験に合格するレベルにはなるんじゃないかという気がします。
技能試験の練習をするに当たり、youtubeを含めていろいろなサイトを覗いてみましたが、いろいろ思うところがありました。
その辺についてはまた改めて書きたいと思います。